宝石の豆知識【宝石の和名編】ジュエリーの買取はtheou（ザオウ）バロー高山店で！～高山市・飛騨市・下呂市他飛騨地方周辺地域～

こんにちは、theou（ザオウ）バロー高山店Hです。今回は番外編として宝石の豆知識を紹介します。今回は【宝石の和名】です。

基本的には海外名称のまま呼ばれている宝石ですが、和名で通っている宝石もチラホラとあります。例えばトルコ石や翡翠が代表として挙げられます。では、よく見かける宝石達にはどんな和名があるでしょうか？今回は代表的な誕生石に絞って紹介します。

ガーネット→柘榴石：これはガーネットの原石の形が柘榴の実に似ているのだとか。

アメジスト→紫水晶：これはそのまま、紫色の水晶だから。実は紫水晶を削るとその粉は白色なんですよ！

アクアマリン→藍玉or水宝玉：こちらも色から付けられたもので、藍玉の方が知名度は高いでしょう。・・・個人的には『藍色』より『水色』の方が違和感が無いのですけどね。

ダイヤモンド→金剛石：これは有名な和名でしょうが、これは色由来ではなくダイヤモンドの輝きを『金剛光沢』と呼ぶことから。これは『完全な光沢』という意味を持っているそうで、まさにダイヤモンドにぴったりの和名と言う事です。

エメラルド→翠玉：こちらも見た目そのままな名前です。エメラルドの元である『ベリル』の和名も『緑柱石』と言われています。

ムーンストーン→月長石：こちらは英語名ありきの由来。長石という部類の中で、白色や青色の光沢を月光になぞらえ『月長石』と付けられたそうです。

ルビー→紅玉：こちらも色由来。色から名付けられることが多いのがよく分かります。

ペリドット→橄欖石：『橄欖（かんらん）』とは日本では『オリーブ』を指す言葉とされていますが実は別物だったらしく、オリーブに似たこの石にこの和名を付けてしまったのが由来だとか。

サファイア→青玉：こちらも色由来。因みにルビーとサファイアの元である『コランダム』は『鋼玉』と言われています。

オパール→蛋白石：何と玉子の白身に似ているからという異色な由来。食べ物繋がりという意味ではガーネット・ペリドットと同じです。

トパーズ→黄玉：こちらも色由来です。よく似ていると言われる同じ11月の誕生石『シトリン』は『黄水晶』と呼び分けられているので要注意です！

ターコイズ→トルコ石：こちらは色由来でもなければ見た目由来でもない、更に勘違いされやすい産地由来でもない特殊な和名です。元々『ターコイズ』自体の意味が『トルコの』という形容詞だったものらしいです。だからといって産地はトルコではなく、実際はアフリカのアトラス山脈周辺が産地で、トルコはヨーロッパへの輸出の中継点だったそうです。

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