【宝石の小ネタ・有機質の宝石編】お買取品目多種！theou（ザオウ）バロー高山店～高山市・飛騨市・下呂市～

 こんにちは、theou（ザオウ）バロー高山店Hです。今回はお買取から離れますが、宝石の小ネタを紹介します。

一口に「宝石」と言ってもその出来方には様々な工程が存在しますが、大きく分けると2つになります。1つは『無機物が集まって出来ていく物（大半の宝石はこれにあたります）』、もう1つが『植物や動物等が関係して出来る物』です。これを「有機質」と呼び、正確には石ではないものの、宝石として扱うに相応しい価値があるものとして市場に出回っています。そんな有機質の宝石について紹介します！

・     パール：このブログでも度々登場して語っている、有機質の宝石の代表格です。貝が異物から身を守る為に出している分泌液が異物を囲んで固まった物になります。こんな綺麗な色の分泌液を出し続けているので、母貝の裏側も当然綺麗な物が多くあります。母貝はカメオや時計の文字盤等にも使用されます。

・     琥珀：これは木の樹脂が化石化した物です。虫が入ると更に貴重なものになります。儀式等の時に燃やしてお香のように使う国もあるとか・・・なんて勿体無い！

・     ジェット：こちらは木の幹が化石化した物。実は石炭の一種なんだとか。最近は葬儀の際にパールではなくこれを付けて参列する方も多いそうです。

・     べっ甲：これは「タイマイ」という海亀の甲羅から採れる物です。ネックレス等のジュエリーにも使用されますが、櫛やかんざし・メガネのフレーム・細工物の飾りのような物に使われることが多いです。現在はタイマイがワシントン条約によって貿易禁止になっているので、日本ではストックが減少し続けています。

・     サンゴ：こちらも以前紹介した事のある有機質の宝石です。実は動物（虫）の集まりで、さんご礁のあのサンゴも同じく虫の集まりなんだとか！ですが、虫の種類が違うので同じ「サンゴ」という名前でも形態が違うというわけです。

有名なところでいうと上記が挙げられます。他にもたくさんありますので、興味のある方は是非探してみてください！

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