宝石の小ネタ【海外の誕生石】theou（ザオウ）バロー高山店は気軽に立ち寄っていただけるお店です～高山市・飛騨市・下呂市～

こんにちは、theou（ザオウ）バロー高山店Ｈです。今回はお買取から少し離れて、宝石の小ネタをお話しします。

以前（随分と前になりますが）、このような小ネタページで「誕生石」についてお話しさせていただきました。その時は「日本における誕生石」のことだったのですが、今回は海外の誕生石についてです。

元々、「誕生石」という概念は古くからあったようですが、現在の宝石に選定されたのは1912年のアメリカでの組合大会がきっかけだったそうです。

大概の国（日本も含む）はアメリカ基準にしたからなのか、どの国もほとんど同じような誕生石で固定され、そこに国独特の宝石がプラスされている位の違いだったりします。日本オリジナルの誕生石は3月のサンゴと5月のヒスイ位だったりします。

ですが、その基準とかなり違うのがフランスです。1・4・5・7・8・11・12月は同じもしくは一部被っているのですが、その他の月は被らない上に6月に至っては他国が入れていない宝石が入っているのです！下記に、他とは違うフランスの誕生石を紹介します。

3月・ルビー：日本や他国では7月の誕生石のルビーですが、フランスは3月になっています。

4月・サファイア：こちらは他国で9月の誕生石です。4月は透明の宝石が多く選定されているので異色感が漂います。

6月・ホワイトカルセドニー：これは選定したアメリカを始め、他国には見当たらないフランス独自の誕生石です。確かに真珠やムーンストーンのような白っぽい色の宝石なのでイメージとしては分かります。ちなみにその真珠はというと別の月に回っています。

9月・ペリドット：明るい黄緑が夏を思わせる8月の誕生石のペリドットはフランスでは秋の始まりである9月に設定されています。

10月・アクアマリン＆真珠：何と他国で3月・6月の誕生石にされている2種の宝石が一気に10月にまとめられています！遊色効果のあるオパールや様々な色があるトルマリンに比べるとちょっと控えめな印象があります。ちなみに、真珠はフランスにおいては国を象徴する宝石らしいですよ。

勿論、アメリカ基準で設定している国もその国独自の誕生石を設定しているので気になる方は是非調べてみてはいかがでしょうか？

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